ベテランルシアー黒澤澄雄の手工高級クラシックギター　2000年製作のオーダーメイド品　弦長640ミリ、ナット幅50ミリ、トップははっきり分かりませんが、おそらく松か。サイドバックは今ではとても貴重なハカランダです。黒っぽい色で高級感があります。黒澤氏は長年乾燥させた良質な木材を大量にストックしていることで知られ、高級なギターを見慣れた方ならひと目で素晴らしいハカランダ材が使用されている楽器だと分かります。ヤマハ楽器店の方に聞きましたら、スペイン製の100万クラスの高級ギターでも、近年製作されたものはハカランダと銘打ちながら、実際はブラジリアンローズウッドではない中南米などの木材が使われているケースが多数あるそうです。ロゼッタにはアバロン？の貝殻がインレーされています。元値は不明ですが、黒澤工房のハカランダ仕様は現在、最低でも80万プラス消費税の88万で、仕様判断から、あくまで私見ですがおそらくこの楽器も80万クラスと思われます。このグレードでこの価格は間違いなく大変お買い得です。左利きのため弦を逆に張ってますが、弦を張り替えれば右用に使えます。弦高は右用に弦を張った状態で6弦4ミリ弱.1弦3ミリ程度と標準で、ネックの状態は良いと思われます。サドル残りも2ミリちょいありますから、弦高はあと0.5ミリくらいは無理なく下げられます。トップを中心に小傷はあり、裏のハカに気にならない程度に薄く白濁があります。ですが、全体的にはかなりきれいで、20年前の楽器には見えない美品と言える状態だと思います。耳はあまり良くないで肝心な音については説明しにくいものの、低音から高音までバランスよく鳴っているように思えます。テンションが柔らかく、いつまでも弾いていたくなるとても弾きやすいギターです、640ミリでネック幅も50ミリですから女性や握力がなくなってきた年配者にもお勧めできます。古いハードケースが付きます、あまり程度のいいものではありません。田園調布か奥沢の駅周辺でご覧に入れてから手渡しするか、遠方の購入者さまのご自宅に送る場合はヤマト便の着払いになります。輸送保険料は当方で負担、ヤマト便は到着時間帯指定です。楽器整理のため出品。河野賢のハカ仕様ビンテージと手離すのはどちらにするか今も迷っており、すぐには売れそうにないマイナーなフリマを選びました。　現時点でバーゲンセール価格ですから値引きについては考えていません。