たしかスイスのアンティークの刺繍ドイリー。非常に針目の細かな刺繍技法は、20年ほど以前にスイスのアッペンツェルレース技法と説明を受けた記憶です。山や丘の稜線ような曲線にはごく小さな無数のフレンチノット。　テラコッタやバスケット、或いは聖火台のような形状のフレーム内は織布の糸を抜いた透かしのドローンワーク。残った糸を縢り、糸を渡して細やかな編み模様を成したシュバルム刺繍のステッチのような格子柄風の白糸刺繍が精緻で涼やか。角のような持ち手？の中には小さなアイレット刺繍゜山を眺める鉢/籠を置いた庭に風が渡り野の草花が輪舞曲/ロンドをしているような…詩情を感じる素敵な作品です。エッジのスカラップには、１ペタルに10目前後の細かなステッチをあしらい丁寧な手仕事が優美さをアップします細番手の糸で薄く織り上げたややグレイッシュイエローを帯びたクリームアイボリー、或いはエクリュ系ホワイトファブリック。柔らかく滑らかでややシアーなコットンの上質なローン生地、と感じます。以下は素人計測の為誤差をご容赦くださいm(_ _)m直径18.2㎝前後約2g最終画像は裏面で丁寧で美しい糸運び、針仕事に見とれます。酷く目立つ傷やしみ等の難は有りませんがエッジに切り離した生地の糸の乱れが有り、目立たない(ごく)小さな薄茶のしみが端のほうやリムエッジに幾つか有ります。又、生地のトーンに(やや不均一な)経時変化を感じます。お気になさらないかたに。古い作品として全体に良い状態と思います。ホームクリーニング済で清潔です。額装して絵のように眺めるのも素敵です。テーブル、キャビネット、チェストの上に小さなオブジェや花瓶、アンティークドール等と飾るのも洗練された雰囲気に。１枚のみの所有です。玄関にガラスオブジェの下に敷いて飾ったりして、お気に入りでした。気に入ってくださったかたにご活用戴けましたら嬉しいです。検索：ホワイトエンブロイダリーマーガブ 手刺繍 手仕事 古代ギリシャ オリンピック※私の２つ手前のジュエリーの出品でレースの表面＆裏面を使い撮影しております